熱電対の御使用にあたって
(1)規格
当社製品は全てJIS規格の熱電対 JIS − C1602 及びシース熱電対 JIS − C1605 に基づいております。
詳しくは規格表を御参照,又はお問い合せ下さい。
(2)使用温度
JISに定められた温度範囲にて御使用下さい。
(3)使用方法
■ 結線
通常は+と−の2線(ダブルは4線)となります。定められた熱電対入力の計器に結線してください。
リード線つきは+側を赤、−側を白、端子箱式は端子板に+、−の表示をしています。
ご確認のうえ、 誤りのないように結線をお願いいたします。
■取付
被測温物に対して差し込み、ネジ込み、フランジ取付をして下さい。
放熱による温度誤差を防ぐため出来るだけ外径の10〜15倍の挿入長を確保するようにしてください。
(取付用オプションも多数取り揃えております。お問合せください。)
■曲げ
シース型につきましては外径の約 3 倍のアールで曲げて使用可能です。
ただし繰り返しの曲げ、伸ばしは金属疲労による折損の原因になりますのでご注意ください。
■使用環境
保護管の材質は銘板に印字しております。それぞれの特性に合致したご使用をお願いいたします。
特に問題のある環境にてご使用の場合はご相談ください。
リード付きの接続部(スリーブ)及び端子箱部分は100℃以下でのご使用をお願いします。
端子部及び結線部は水、油分等ができるだけかからないようにご使用下さい。
また過熱温度以上での長時間のご使用は寿命を著しく短くしますので出来るだけお避けください。
■お手入れ
安全により長期間ご使用いただきますためにも、月1回程度、端子部・結線部の汚れを取り除き、
ビス等の点検をお願いいたします。
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